今回は、現在TALION GALLERYで開催中の石川卓磨+宮下さゆり「似て非なるもの|Similarity and Unsimilarity」から、宮下さゆりさんの作品をご紹介します。
宮下さんは2011年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業し、現在は同大学院の油絵コースに在籍しています。しかし展示されている作品群は油絵ではありません。まずはひとつ見ていただきましょう。
今回は、現在TALION GALLERYで開催中の石川卓磨+宮下さゆり「似て非なるもの|Similarity and Unsimilarity」から、宮下さゆりさんの作品をご紹介します。
宮下さんは2011年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業し、現在は同大学院の油絵コースに在籍しています。しかし展示されている作品群は油絵ではありません。まずはひとつ見ていただきましょう。
今回は3331のnap galleryで開催している、真部知胤・野沢裕 二人展「できるだけ/遠くをみろ」の中から、真部知胤さんの作品を紹介します。
真部さんは2009年に多摩美術大学大学院を修了し、これまでもギャラリーでの個展や自分自身のアトリエでの作品発表を行っています。今回の二人展は結城加代子さんの企画によって実現されたものであり、二人展の連続シリーズ「SLASH」の7回目だということです。
真部さんの作風を言葉で表現すると、「ひたすら」とか「こつこつ」とか「執拗に」といった形容詞が、ぴったりくるような気がします。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今週都内のギャラリーで行われる、若手アーティストの展示会をリストアップします。ここで紹介しているのは、実際に開催されるもののうちのごく一部です。ギャラリー毎にご紹介しておりますが、「このギャラリーも採り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、遠慮なくコメントしてください。可能な限り毎週アップデートしながら、網羅性を高めていきたいと考えています。
※記述に誤りがございましたら、ぜひご指摘ください。なおここに掲載した内容のご利用は、自己責任でお願いします。いかなる損害にも対応いたしかねます。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
大小島真木さん個展『獣たちの声は精霊の声となり、カヌムンは雨を降らし、人々は土地を耕した。』の続きです。
前回は人と自然が一体となった原初的な世界から始まり、文明の出現へと展開してきました。この2つのステップは、いわば時系列的な関係にあります。次のステップでは、時系列とは異なる視点から、文明を眺めることになります。いわばパラレルワールド的な「可能性を見る視点」です。
今回は4月7日から29日まで開催されている、大小島真木さん個展『獣たちの声は精霊の声となり、カヌムンは雨を降らし、人々は土地を耕した。』を紹介します。
大小島さんは2011年に女子美術大学大学院を修了。個展やグループ展で作品を発表する他、自ら制作した絵本の読み聞かせをさまざまな場所で行うなど、かなり精力的な活動をしているアーティストです。民話や民俗学、風土信仰などに興味を持ち、それらの物語を“編み込んだ”作品を数多く制作しています。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今週都内のギャラリーで行われる、若手アーティストの展示会をリストアップします。ここで紹介しているのは、実際に開催されるもののうちのごく一部です。ギャラリー毎にご紹介しておりますが、「このギャラリーも採り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、遠慮なくコメントしてください。可能な限り毎週アップデートしながら、網羅性を高めていきたいと考えています。
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こんにちは、オプショナルアーツの山川です。
今回は、3331/バンビナートギャラリーで開催中の和田百合子さん個展「ちょっと ほっと ひょっと」をご紹介します。
和田さんは東京藝術大学在学中の2010年に「TURNER AWARD 2010」大賞を受賞。2012年3月に東京藝術大学大学院油画第7研究室を修了しています。この展覧会の後はドイツへの留学が決まっています。レセプションでは「とりあえずオカネが続く間はドイツにいます」と言っていました。
今回の展覧会で私が面白いと思ったのは、“視覚に対する挑戦”とでもいうべき姿勢が感じられたことです。
今回の展覧会について和田さんは、展覧会告知で次のようにコメントしています。「絵は説明がつくものであってはいけないと思います。(中略)今回は自分の中から湧き上がってくるイメージや色と形を正直にそのまま表現することに力をいれました」。しかし展示されている絵をひととおり眺めてみると、それほど単純でイノセントなものではない。共通する“戦略”のようなものが浮かび上がってくる。
それではその“戦略”とは何か。2点あるような気がします。
去る4月7日、3331 2階のisland MEDIUMで行われた、大小島真木さんの個展レセプションに行ってきました。とても中身の濃いイベントだったので、今回はそのレポートをしたいと思います。
個展のレセプションというと、作品が展示されたギャラリーに作家の知り合いやコレクターが集まり、お祝いのお菓子や乾きもの、ワイン、ビールやらを口にしながら、わいわい歓談するといったスタイルが多いと思います。集まる人の数も、まだ有名ではない若手アーティストなら、10名とか20名といったところです。
しかし今回のレセプションに集まった人の数は、たぶん50名を超えていたと思います。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今週都内のギャラリーで行われる、若手アーティストの展示会をリストアップします。ここで紹介しているのは、実際に開催されるもののうちのごく一部です。ギャラリー毎にご紹介しておりますが、「このギャラリーも採り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、遠慮なくコメントしてください。可能な限り毎週アップデートしながら、網羅性を高めていきたいと考えています。
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あともうひとつだけ、多摩美卒展から。今回紹介するのは、大学院工芸学科金属専攻を修了された内田望さん。私の高校時代の同級生で、今は東大の先生をしているN氏が、「これはすごい」と絶賛していた作品です。
内田さんは卒展の前に銀座で個展も開催していて、私もそれを見に行っていたのですが、ここで紹介するかどうか悩んでいるうちに個展が終わってしまって、ちょっと残念な思いをしていました。もう1回見に来ようと思っていたため、作品の撮影をしていなかったんです。その後、谷根千の複数のギャラリーで開催された「メタルアーツストリート」に出展していた「whale ship」を見て、やっぱり面白いなあと。そして卒展にも同じ作品が出ていて、やはり惹き付けられるものがあったので、ここで紹介しようと思いました。
下の写真がその「whale ship」です。まるでツェッペリン号(飛行船)と潜水艦を合体させた、宮崎アニメにでも登場しそうな造形です。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今週都内のギャラリーで行われる、若手アーティストの展示会をリストアップします。ここで紹介しているのは、実際に開催されるもののうちのごく一部です。ギャラリー毎にご紹介しておりますが、「このギャラリーも採り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、遠慮なくコメントしてください。可能な限り毎週アップデートしながら、網羅性を高めていきたいと考えています。
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こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
またまた、卒展で見た作品から、いくつか紹介したいと思います。今回紹介するのは多摩美術大学大学院 油絵専攻を修了された田川春菜さんです。
まずはこれ。タイトルは「加速度」です。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
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こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今回は前回の続き、加茂昴さん個展紹介です。
作品の核心が「バグ」だというところで前回は終わったのですが、今回はまず加茂さんの以前の作品をちょっとだけ見ておきたいと思います。過去作品の写真をさらに撮影したので、ちょっと反射して見にくい部分もありますが、お許しを。
今回は3月25日(日)まで開催されている、加茂昂さんの個展「【絵画】と【生き延びる】」を紹介します。
私はこの個展会場に足を踏み入れて、壁に並べられた絵を眺めた瞬間、高揚感で心臓がどきどきしました。壁に掛けられたキャンバスの一群が、私に向かって何かを放射してくるのを感じたのです。
単なる絵画の集合ではなく、ひとつの世界が提示されている。そう思いました。
その世界の軸となるテーマは、3.11です。そしてこれに対して作家自身がどのように考えたのかは、告知ページの作家ステイトメントを見ていただくのがいいと思います。
さて。
こんにちは。オプショナルアーツの山川です。
今週都内のギャラリーで行われる、若手アーティストの展示会をリストアップします。ここで紹介しているのは、実際に開催されるもののうちのごく一部です。ギャラリー毎にご紹介しておりますが、「このギャラリーも採り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、遠慮なくコメントしてください。可能な限り毎週アップデートしながら、網羅性を高めていきたいと考えています。
※記述に誤りがございましたら、ぜひご指摘ください。なおここに掲載した内容のご利用は、自己責任でお願いします。いかなる損害にも対応いたしかねます。
3月3日に、青山スパイラルガーデンでやっていた多摩美の工芸学科卒業制作展2012「素」を見に行ったのですが、今回はその中からひとつご紹介します。スパイラルガーデンの展示は撮影禁止だったのですが、受付の担当者にお願いして、特別に許可をいただきました。イキな計らいをしていただき、ありがとうございます。
でもこの作品は、頼み込んで撮影して、ご紹介するだけの価値があると思ったんです。作家さんの名前は杉浦亜紀さん。展示全体のタイトルは「海から宇宙へ」。真鍮とガラスを使った3つの立体作品です。