去る4月7日、3331 2階のisland MEDIUMで行われた、大小島真木さんの個展レセプションに行ってきました。とても中身の濃いイベントだったので、今回はそのレポートをしたいと思います。
個展のレセプションというと、作品が展示されたギャラリーに作家の知り合いやコレクターが集まり、お祝いのお菓子や乾きもの、ワイン、ビールやらを口にしながら、わいわい歓談するといったスタイルが多いと思います。集まる人の数も、まだ有名ではない若手アーティストなら、10名とか20名といったところです。
しかし今回のレセプションに集まった人の数は、たぶん50名を超えていたと思います。
手作り感いっぱいだったのも、このレセプションの特徴です。
受付横のカウンターには、2種類の手作りケーキ。ブラウニーの方は、大小島さんのお父さんが作ったものだとか。
別室ではサモサが作られていました。
新聞紙で作ったコーンも用意されています。新聞はヒンディー語のもの。ギャラリーの方と大小島さんはインドで一緒に活動していたことがあるそうなので、その時に持ち帰ってきたのでしょう。
これにサモサを入れて食べると、手が油で汚れにくいという配慮なのですね。
チャイも一緒に提供されていました。
1時間ほど歓談していると、ギャラリーの奥からアフリカの親指ピアノ「リンバ」の音がしてきます。この音にあわせて、廊下の向こうから、豹の面をかぶったダンサーの登場です。
踊り手は「自然光ダンサー・モデル」という肩書きを持つ高須賀千江子さん。自然光ダンサーって、どういう意味なんだろう。聞いておけばよかった。
豹の面は、展示作品の中に登場するものと、同じモノです。
展示作品の中を、ところ狭しと踊ります。
踊ります。
踊ります。
コンテンポラリーダンスって、たぶんいろいろなタイプがあるんだろうけど、プリミティブな方向にいけば行くほど、原始的なコミュニケーションに近づいていくんだな。最先端が根っこにダイレクトにつがっている感じがします。
ね、なかなか凝ったレセプションでしょう?こういうのって、嬉しくなっちゃいますよね。
大小島さん個展のレポートは、また来週にでもお届けします。4月29日まで開催しているので、ぜひ現物もご覧ください。